【調査対象背景と目的】
イスラエル・テルアビブ証券取引所に上場するバイオメディカル企業への出資を企図し、各種デューデリジェンスの実施を予定している。同社は、アメリカ・カリフォルニア州における臨床試験、同地域における市場の開拓を行うべく現地法人を設立、事業活動の本格化を念頭に 200万ドル規模の資金調達を計画している。
【フォーカスポイント】
1. 主要人物4名のバックグラウンドの把握
→ 当事者となるネガティブ情報の有無
(違法・不当行為の履歴、訴訟情報の有無)
→ 各人のバックグラウンドの把握
(略歴、主な実績、当該法人以外の法人との兼業履歴等)
→ 代表者およびキーマンの事業手腕・経営者としての素質、事業の継続性などに資する情報の収集
→ そのほか事業上のキーマン等の有無
2. 対外的な評価・評判の把握(メディア・投資家の動向)
→ 事業の優位性/課題、ビジネス上のトラブル等の有無
→ メディアや投資家の見方(今後の資金調達計画など)
3. イスラエル企業への出資/出資後に留意すべき一般的事項
→ リスクマネジメントの観点(政治経済、文化、宗教、地政学等の観点)からイスラエル企業への出資に先立ち/出資後を見据えた提言。
INVESTIGATION CASE事案実績
2023.04.20
リスク・デューデリジェンス