INVESTIGATION CASE

買収検討先の主要人物(参画予定者含む)に関するコンプライアンス調査

【調査対象背景と目的】
本件は、貴社が新たな業容拡大を目的に買収を企図するM&A仲介業を営む法人について、特に経営および所有の観点から、重要な職責を有する人物を中心に、当事者となるネガティブ情報の有無を確認することで、買収先としての適切性評価の一助となるよう努める。

【フォーカスポイント】

調査実施に際しては、担うべき職責や現在の持ち分比率に応じて、濃淡ある調査スコープを設定することが有用と考えた。
まず、全ての調査対象に共通して、反社会的勢力との関係関与などの最低限かつクリティカルなコンプライアンス・リスクを確認するために、ネガティブ・スクリーニングを実施する。
次に、買収検討先とそこに所属する要人に関しては、更なる深堀調査としてWeb上から広く遍く情報を収集することで、レピュテーションリスクについても情報を情報収集を行う。
そして、買収検討先の要人の前職と同様を業界に所属していることから、競業避止義務や営業機密保全などへの抵触有無を確認することで、潜在的なコンプライアンス・リスクにアプローチする。